PDCAの罠

改善を繰り返しても罠に落ちる

いわゆるローカルミニマムに落ちます。
この言葉自体はあまり認知されていませんが、概念は様々な表現で語られます。

曰く、たまには休め。
曰く、岡目八目。
曰く、イノベーションのジレンマ
曰く、想像のための破壊。

ローカルミニマムとは

人工知能系の分野でよく聞いた記憶があります。
例えば、ボコボコの地面があって、
最も深い穴にボールを落とす方法を考える。

「今よりもより深いところ。少しでも深い方へ」
このアルゴリズムだと、浅い穴に簡単にハマってしまいます。
この浅い穴が、ローカルミニマム。
世の中には、もっと深い、深淵の世界があるのだ!!と。

加速を付けたり、数多くのボールを投げたり等々、
浅い窪みにハマらないさまざまな工夫が“アルゴリズム”です。

動かねば

果たして、一見正しいカイゼンを繰り返しても、
たどり着けない深みはあちこちに存在します。

それは小学校低学年時、
トイレットペーパーを買ってきてとのお買い物。
身長的にどうしても地面に擦れてしまうトイレットペーパー。
懸命にひたすら懸命に引きずる家路。
当然ボロボロに。

馬鹿ですねぇ。無駄ですよねぇ。
この自力本願の悪い癖は、未だに残っています。

果たして、ロカールミニマムの一つにハマっている私は、
今の境地から脱出できるのでしょうか(ノ∀`)